京都 城南宮 『曲水の宴』    2004/4/29参拝



 平安時代の貴族の歌遊びを再現する「曲水の宴」が29日、京都市伏見区の城南宮で行われました。

新緑の中で繰り広げられる王朝絵巻さながらの世界を、大勢の観光客や参拝客が見守りました。

中国が起源とされ、後鳥羽上皇や藤原定家らが開いた歌会にちなんで、広大な神苑の一隅
楽水苑というところで行われます。

王朝貴族の優雅な歌遊びを再現したもので、「遣水(やりみず)」と呼ばれる曲がりくねった川に
杯を流し 杯が自分のところに流れ着くまでに歌を詠み、短冊にしたためる。と言った行事ですが、
人が多すぎて 川の姿や杯が流れる様など 写すことが出来ませんでした。(ざんねぇ〜ん)


 今回の歌題は「庭松久緑(庭の松、緑久し)」。900年前に開かれた「和歌御会」で使ったテーマを選んだ。

 

下の写真をクリックして、スライドショーをご覧ください。


十二単の女性、狩衣に立烏帽子の男性が、次々出てきて川のほとりに点々と座り
まるで、タイムマシンで平安時代にタイムスリップ!

いよいよ宴……その前に、水干姿で、顔を真っ白にぬった白拍子の舞いが行われました。

舞いのバックで流れる音楽も、平安装束の楽人の生演奏でした。
白拍子の舞が終わり、曲水の宴メインの歌遊びが始まります。
巫女さんっぽい服装をした介添の女性や、水干姿のかわいらしい童子が、
歌人達のお手伝いをする場面も。

しかし・・・肝心の「宴」の場面は、TVカメラや新聞記者などの報道関係者の取材のために設けられ
歌人たちのすぐそばで撮影してましたが、一般の見物客は、見物席からしか写真を撮れませんでした。
だから「宴の写真を撮るぞぉ〜!」と、写真撮影に意欲を燃やしてる方は報道関係者にならなければ・・・



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