2004/7/25


7月24、25日大阪で開催される”天神祭”。学問の神様、菅原道真公をお祀りする大阪天満宮の夏大祭です。
日本三大祭の一つで一千年の歴史を誇るお祭でもあります。

●鉾流神事(ほこながししんじ)(24日8:50〜堂島川にて)

●獅子舞(ししまい)/催太鼓(氏地巡行)(24日16:00〜19:00)

●陸渡御 (りくとぎょう)25日16:00〜18:00 (天満宮〜市役所前〜天神橋)

夏大祭の神事が本殿で行われ、渡御に参加する御鳳輦(ごほうれん)へ天満宮の御神霊をお移しすると
いよいよ渡御の準備完了です。
行列は、豪快な催太鼓(もよおしだいこ)が先頭の第1陣に続き、 のんびりと雅やかな御羽車や御神霊をのせた御鳳輦のある第2陣。
行列のクライマックス鳳神輿(おおとりみこし)、玉神輿(たまみこし)の第3陣で構成されています。
約2Kmにもなる長い行列は天満宮から市役所前を通り、天神橋北詰めの船着場へと向かいます。

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夏の太陽が傾き、少し涼しくなった夕暮時、偶々、通りかかったメインストリートで『陸渡御』を撮影できました。
時代絵巻の絢爛豪華な大行列が、ビジネス街、梅新南を練り歩きます。

行列の先頭は催太鼓。
真紅の投げ頭巾をかぶった願人(がんじ)が、太鼓の下に丸太を敷き、シ−ソ−のように大きく揺れながら
たたく姿は豪快!!
獅子の華麗な舞いを先頭に、かけ声もあざやかな子供たちの一行も元気いっぱい。「そぉ〜れっ!」
さらしを巻いた美しい女性たちによる、小さな傘をかざして踊る
「傘踊り」や、小竹をカチカチ鳴らして踊る「四つ竹」が見どころです。

子供たちの元気な踊りや神楽を奏しながらゆったり歩く厳かな御鳳輩が続きます。
行列のクライマックスは、威勢のいいダブル神輿!
競い合いながら担ぎ上げる若者たちの迫力に見物客も一体となって大喝采を送ります。

残念ながらこれぞ天神祭! しかし・・・人気の『船渡御』は 撮影できませんでした。 悪しからず・・・m(_ _"m)


下の写真をクリックして『陸渡御行列』をご覧下さい。
28枚の高画質スライドショー
   をお楽しみ下さい


●船渡御 (ふなとぎょう)&奉納花火(25日16:00〜大川)
約2時間の陸渡御を終えた大行列は、次々と天神橋のたもとから船へ乗り込んで行きます。
その船の数は100隻余り。
御神霊をお乗せした御鳳輦船などの奉安船や各講社の供奉船を含む船団は、 天神橋を発進して大川の上流へ。逆に御神霊をお迎えする奉拝船団は、飛翔橋から大川を下ります。 川中に浮かぶ篝船や両岸の提灯や篝火にいくつもの船が浮かび上がり、 エネルギッシュな船渡御がはじまり、大阪の街に元気をもたらしてくれます。

<関連サイト>
天神祭の解説ならココ、大阪テレビ
大阪天満宮

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