《 奈良大和路 花の御寺・ 総本山『長谷寺』 》
山は山号を豊山( ぶさん)と称え、寺号を長谷寺(はせでら)と申します。
この地は昔は豊初瀬(とよはつせ)、泊瀬(はつせ)などと美しい名でよばれていましたが、
長い谷川の狭間であるところから、長谷と書いて「はつせ、はせ」と呼ぶようになりました。
真言宗豊山派の総本山として、また西国三十三観音霊場第八番札所として、
現在も日本の観音信仰の中心であります。
また四季を通じ「花の御寺」として多くの人々の信仰をあつめています。
特に 登廊の周辺の牡丹は、唐の皇妃「馬頭夫人」の献木と伝えられ、
現在では150種類、7,000株におよぶ東洋一ともいわれる大牡丹園です。
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いくたびも 参る心は はつせでら
山もちかひも 深き谷川
> (長谷寺の御詠歌)
< 花ふかば 堂塔埋もれ つくしべし
花の寺 末寺一念 三千寺
> (虚子)
『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』、この言葉はよく耳にします。
江戸時代(今でも?)には 美人の形容として使われていたそうです。
この表現からして、和服が似合う女性を 現しているのでしょうか…。
牡丹の花言葉は「気品・風格・恥じらい」です。
あの大柄な花から 「気品・風格」は納得ですが、「恥じらい」となると…当てはまらないような。
人目に目立つところに、恥じらい有り ということでしょうか。
いずれにしても花言葉では最上級の言葉が奢【おご】られているように思います。
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